みなさんこんばんは、YEN蔵です。
週末のG20を通過しましたが、マーケットは大きくは動きませんでした。
G20の共同声明の中で為替については「通貨の切り下げ回避や競争力のために為替相場を目標としない、などの為替相場の公約を再確認する」とされました。
要するに通貨安によって輸出を増やしたらだめです、ということです。
それでは「この通貨安によって輸出を増やしている国はどこでしょうか」というのが問題です。
中国も含まれるでしょうが、議長国である中国としては面子にかけても名指しは避けたいでしょう。
(もともとこのような国際会議で名指しがあるのはよっぽどの場合ですが)
報道によると、デイセルブルム・ユーロ圏財務相会合議長は、「日本について討議があった。競争的な切り下げに繋がるのではないかと多少懸念があった」と述べています。
これに対して黒田日銀総裁は「マイナス金利政策について異論や意見は全くなかった」と主張。
また財務省関係者は共同声明での「為替相場の過度な変動は経済・金融の安定に悪影響になりうる」という文言に対して、過度な円高を抑える効果がるために大きな進展があったとしています。(日経新聞による)
なにやら各国が都合のいいところをきりっと解釈しているように聞こえるが、国際会議の解釈では良くあることです。
問題はマーケットがどう反応するかですが、早い時間帯は日経平均は16,464円まで上昇し300円近い上昇になりましたが、結局161円安で終了。
ドル円も114円近くまで上昇しましたが、112円台後半に下落しています。
G20までの株価とドル円、クロス円のショートカバーが一旦終了というか、今日は少なくとも利食い先行の動きになったと思われます。
<取引>
ドル円【新規売】 113.539円
ドル円【決済買】 112.947円
→59.2ポイント利益
<戦略>
今日は114円が上抜けできず、日経平均も上昇幅を縮小したのでドル円を売りました。
112.50~60付近が上昇前のレジスタンス、抜けた後も押し目は112.50付近まででした。
112円台は一度利食いました。
112.50からは買いがあるという噂ですが、金曜日からの値動きを見ても112.50~113.50のレンジになりそうです。
レンジトレーディングをしようと思います。
2/29(月)
19:00 ユーロ圏 2月 消費者物価指数(HICP、速報値)
12:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
22:30 カナダ 12月 月次国内総生産(GDP)
22:30 カナダ 10-12月期 四半期国内総生産(GDP)
24:00 アメリカ 2月 ISM製造業景況指数
9:30 オーストラリア 10-12月期 四半期国内総生産(GDP)
22:15 アメリカ 2月 ADP雇用統計
24:00 アメリカ 2月 ISM非製造業景況指数(総合)
22:30 アメリカ 2月 非農業部門雇用者数変化
22:30 アメリカ 2月 失業率
【経済指標カレンダー】
http://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/economic_indicators/
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