今週金曜日!10月3日(金)21:00スタート!
WEBセミナー「武部力也とYEN蔵のガチンコ雇用統計」
みなさんこんばんは、YEN蔵です
経産省が発表した8月鉱工業生産は前月比1.5%の減少と予想の0.2%増加、前月の0.4%増加を下回りました。
一方で8月の小売販売額は前年比1.2%増加となり、2ヶ月連続で増加しました。
鉱工業生産の悪さのほうが目立ち、消費税増税の影響を脱し切れなかったり、海外情勢伸び悩みなどで生産調整が広がってきているようです。
生産の回復が微妙になっているのかで再度の消費税の利上げということになるとやはり補正予算、日銀の追加緩和期待という動きになってくる可能性があります。
弱い経済市場と住友商事がシェールガス投資の失敗で大幅な減益となり、今日の日本株は一時200円超の下落となり終値は137円安の16173.52で終了し、とはいえ16000円はしっかりサポート言う印象です。
昨晩は香港の情勢が混乱していることを受けて米10債利回りが低下し2.5%を割り、ドル/円も一時109.10付近まで下落しました。
本日は月末要因もありましたが109.50付近がレジスタンスとなり、また自動車など輸出勢の売りも目立ち109円台前半での動きになっています。
ドルの上値が重くなり、オセアニア通貨も反発してきており、ドル高に対する調整がでるのかどうか見極めたいところです。
と書いているそばからドル上昇となってしまいました。
英4~6月期のGDPは前期比0.9%、前年同期比3.2%増加と前期比で上回った。
4~6月期の経常収支は231億ポンドの赤字となり予想の180億ポンドを上回り、ポンドは弱い経常収支に反応し1.6200付近まで下落してきており、ポンド/円も177.60付近まで下落。
8月ユーロ圏失業率は11.5%、9月ユーロ圏消費者物価指数は0.3%と予想通りになりましたが消費者物価指数の低下を受けてユーロドルは1.2610付近に下落しユーロ/円も138.20付近に下落してきています。
ちょっと迷い気味です。
【トレード状況】
◆決済したポジション
NZドル/米ドルは昨日書いたとおり0.7790付近で昨晩売ったのですが、0.7750付近がサポートされ反発、ほぼ持ち値で決済しました。
◆保有中のポジション
なし
【今後の戦略】
ドル/円は109円台中盤が重くなり、NZドル/米ドルも一時0.78台を回復するなど欧州序盤まではドル売りの流れだったので、もう少し調整のドル売りになるのではないかと思い、上昇局面でのオセアニア通貨、ユーロの売りを躊躇してしまいました。
ユーロ圏の消費者物価指数が前年同月比0.3%と予想通りになりましたが、8月の0.4%から低下、コア指数が前年同月比0.7%上昇と予想の0.9%を下回ったことがユーロ下落の引き金になったようです。
明日のECB理事会もあり、この流れが続くかもしれません。
全体的にドル買いなのですが、昨日はNZドル主導でオセアニア通貨が下落しユーロ、オセアニア津通貨は上昇、今日はユーロの下落でユーロオセアニア通貨は下落となっているので、オセアニア通貨の下落が鈍いのでしょう。
予定通りNZドル/米ドルを0.7820~30で売り ストップ0.7860とします。
10月3日(金)は、武部さんとWEBセミナー「武部力也とYEN蔵のガチンコ雇用統計」をやります。
我々もだんだん慣れてきてライブ中継もスムーズにいくようになりました。
毎回新しいことにチャレンジしています。今回も為替、株、債券などの情報を今まで以上にお伝えできると思いますので、是非ご視聴ください。
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≪ NZドル/米ドル60 分足チャート ≫
【本日の重要経済指標】 ※日本時間
20:00 マクチ・スロバキア中銀総裁、講演
21:00 8月南アフリカ貿易収支(予想:87億ランドの赤字)
21:30 7月カナダGDP(予想:前月比0.3%)
22:00 7月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比7.4%)
22:45 9月米シカゴ購買部協会景気指数(予想:62.0)
23:00 9月米消費者信頼感指数(予想:92.5)
23:45 パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
1日
02:30 マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
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