みなさんこんばんは、YEN蔵です
連騰後の日経平均はさすがに息切れか、49円安で終了しました。
月足では、オープン14341.09、クローズ14632.38で陽線となり、セルインメイにはなりませんでした。
TOPIXは0.06%高、マザーズは1.61%高と株式市場は勢いが衰えたとはいえ高値近辺で終了となる展開になりました。
昨晩は米1~3月期GDPが速報値の0.1%から-1%に下方修正されたことなので、米10年債利回りが一時2.4%と安値を付けましたが、その後は反発。
ドル/円も米10年債利回り低下を受けて101.45円付近まで下落しましたが、ダブルボトムになり101.50~80のレンジで推移しています。
ここまで米国債利回り低下の原因は不明ですが、過度の利上げ期待で債券をショートにしていた投資家のショートカバー(債券買い利回り低下)、月末の債券ポートフォリオがらみの債券買いなどの噂がありますが、決定打がありません。
通常リスクオフ的に債券が買われる動きとは異なり、債券利回り低下、株高、ドルが堅調という流れが続いています。
ドル/円の102円は輸出勢の売り、オプションガンマの売りの影響で抑えられ下落していますが、10年債利回りが低下している割には、まだ101円台中盤(昨年このレベルの時にはドル/円は97~98円)、ユーロ、豪ドル、NZドルに対しても強含みで、長期金利とドルの関係も崩れています。
この動きが月末特有のものなのか、来週はイベント盛りだくさんですから動きが出てくると期待しています。
もちろんこの流れが続く可能性もありますが。
韓国ウォンは引き続きウォン高傾向でBOK(韓国中央銀行)のドル買いウォン売り介入が行われており、買ったドルをドル/円で売ってくるのではないかという憶測も流れています。
BOKのドル売りは最近マーケットでよく流れている噂です。
また本日は月末のリバランスがあるので、ロンドン16時のフィキシングに向けて動くかもしれません。
一応ドル売りという観測もでているようですが、ここら辺はあくまで噂程度であまりこれでポジションをとるかんじでもありません。
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【トレード状況】
◆決済したポジション
NZドル/米ドル 【売り】 0.84909ドル
→0.84718ドル 【決済】 +19.1ポイント 利益確定
0.8450ドルがサポートされRSIも低いレベルにへばりついていたために一旦利確。
◆保有中のポジション
なし
【今後の戦略】
NZドル/米ドルもユーロ/米ドルも0.85ドル、1.36ドルというポイントをブレイクしたにも関わらず、下落が加速しません。オプションの影響もあるのかもしれません。
意外に伸びずにガッカリです。
NZドル/米ドルは日足のRSIも結構低下してしまっているので、今日あたり下げないと一度反発があるかもしれません。
0.8520~30を上抜けできなければもう一度下のチャンスがあるかもしれませんが、そこを抜けてしまうと0.85台後半ぐらいの戻りがあるかもしれません。
0.8520~30抜けなければ、そのあたりに近い位置にストップを置いて、で再度ショート構築しようかと思っています。
≪NZドル/米ドル 60分足チャート≫
※出所: 岡三アクティブFX .NET取引画面
【本日の重要経済指標】 ※日本時間
21:00 1-3月期インド国内総生産
(GDP、予想:前年同期比4.7%)
21:30 3月カナダ国内総生産(GDP、予想:前月比0.1%)
1-3月期カナダGDP(予想:前期比年率1.8%)
21:30 4月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.2%)
個人所得(予想:前月比0.3%)
PCEコアデフレータ(予想:前月比0.2%)
21:30 ピアナルト米クリーブランド連銀総裁、講演
22:30 コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演
22:45 5月米シカゴ購買部協会景気指数(予想:61.0)
22:55 5月米消費者態度指数
(ミシガン大調べ、確報値、予想:82.5)
31日
03:00 ラッカー米リッチモンド連銀総裁、講演
06:00 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、
プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
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